special contents
八戸サバ缶バー

商品開発ストーリー

小さなさばの有効活用。青森ではなく〝八戸らしい〟お土産物を。

青森県といえば?
多くの人が連想するのが、りんごだと思います。
もちろん、青森県民にとって自慢の土産物ですが、実は「りんごは津軽のもの」という認識を持つ八戸市民は多いのです(八戸市民あるある)。
たとえば、友人に会いに県外に出かけるときや、遠方に出張するとき、りんごに匹敵する「八戸らしさ」を感じさせる土産物があったなら―。
マルヌシの開発担当者は長年、このような思いを抱いていました。

そこで目をつけたのが、日本一脂の乗ったサバと評される地域ブランド「八戸前沖さば」。
近年、日本近海で漁獲されるサバは、小型サイズが大半を占めています。ただ、八戸前沖さばは、旬である秋に獲れるため、小型でも脂が多いのが特長です。
しかし、小型であることを理由に、脂の少ない他地域のサバと同等に低い価値で扱われていました。
「せっかく脂があるのに、もったいない…」。開発担当者は頭を悩ませていました。

「津軽のりんごに負けないような、八戸ならではの土産物をつくりたい」
「小型の八戸前沖さばに、付加価値を付けた商品を開発したい」

八戸前沖さばを有効に活用し、八戸の土産物として確立させた「八戸サバ缶バー」は、このふたつの課題を解決できる「もってこい!」の商品でした。

味はもちろん、デザイン性の高いパッケージでイメージと認知度を高め、 パッケージを見たときに、「八戸らしさ」を感じることができる 地域に根付いた土産品にしたいと思っています。

bg_history

バーでお酒を選ぶように。自分好みの味を選べる楽しさを。

「八戸サバ缶バー」。
ユニークな商品名は、「好みのお酒を選んで味わえるバー」をイメージして付けられました。
「バーのように、豊富なラインナップから自分好みの味を選べる楽しさを味わってほしい」と考えています。

津軽海峡の塩、ゆずこしょう、グリーンカレー、アヒージョ、トムヤムクン、ハバネロ。
「八戸前沖さばと、世界各国の料理や調味料とのコラボ」をコンセプトに商品開発を進めました。試作した20種類以上の候補から、特に評価の高かった6種類を2018年3月に同時に新発売しました。
2019年3月には、青森県のソウルフードである「スタミナ源たれ」味を発売。現在は7種類のラインナップで販売しています。

小型でも脂が多い八戸前沖さばは、いろいろな味にマッチするだろうと予想していましたが、これほど多様な味付けを商品化できたことはうれしい驚きでした。

今後も、世界各国の料理だけでなく、「スタミナ源たれ」のように、ご当地で愛されている調味料や料理などの商品も増やしていきたいと考えています。

商品ヒストリー

  • 2017年03月

    開発スタート

  • 2018年03月

    発売開始(「津軽海峡の塩」「ゆずこしょう」「グリーンカレー」
    「アヒージョ」「トムヤムクン」「ハバネロ」の6種類)

  • 2018年07月

    青森県特産品コンクール「青森県知事賞」(最高賞)

  • 2019年02月

    優良ふるさと食品中央コンクール「農林水産大臣賞」(最高賞)

  • 2019年03月

    「スタミナ源たれ味」発売

お問い合わせ

株式会社マルヌシ
〒031-0821 青森県八戸市白銀二丁目5-1
TEL:0178-33-1571